交通事故のほとんどは人の運転ミス

最近、高齢者のアクセルとブレーキの踏み間違いによる事故が多発するようになりました。

お店や病院に突っ込んだり、パークタワーから落ちたり、踏み間違いで小学生の列に突っ組むとういう大事故もおきていますよね。

追突事故

背景には、高齢者の運転者が増えていることが上げられています。

田舎では、軽自動車が唯一の交通移動手段となっているため、70歳を超えたお年寄でも運転しています。

「クルマがないと生活に困る。病院にも行けないから、ギリギリまで免許は返さない」と言っている高齢者を何人も知っています。

また、若い世代では、ポケモンgo、スマホ、よそ見、クスリ、酒、飛ばしすぎなどによる事故が、相変わらずおきています。

これらの事故のすべては、人のミスで起きているもの。そんなこともあり、最近は、運転者の顔をよく見るようになりました。

とは言え自分でも運転していうる時に、ドキッとすることがあります。

生産車の約半分が自動ブレーキ装備車

そんな心配を解消してくれるのが、自動ブレーキです。

前方の障害物をレーダやカメラでキャッチし、衝突の危険があると自動的にブレーキをかけて車を停止させてくれます。

マツダ アクセラ アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート

画像:マツダ アクセラ アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポートよりお借りしました

最新のものでは、ブレーキとアクセルの踏み間違いや、ATの前進後進の入れ間違いを防止する装置も付いています。

自動ブレーキ装置の装備車はどんどん増えていて、2015年に生産された新車の45.4%の車に搭載されていたそうです。

富士重工のアイサイト搭載車では、非搭載車に比べ事故件数が6割減ったとそうです。

自動ブレーキ搭載車は、「衝突しない車」として注目されています。

人身事故を防ぐ対人自動ブレーキ能力はスゴイ

自動ブレーキには、前方の車や壁などに反応する「対物」」と、歩行者にも反応し停止させる「対人」のものがあります。

国土交通省では、2016年12月に「歩方向者との衝突防止性能試験」を実施しました。

対歩行者自動ブレーキテスト
写真:国土交通省より

対歩行者自動ブレーキの評価参加車両
スズキ (1車種)・・イグニス
スバル (4車種)・・インプレッサ、フォレスター、レヴォーグ/WRX、レガシィ
トヨタ (2車種)・・クラウン、プリウス
レクサス (2車種)・・GS/GS F、RX
ホンダ (1車種)・・フリード/フリード+
マツダ (1車種)・・アクセラ

対人衝突回避結果
第1位 マツダ「アクセラ」 24.5点(25点満点)
第2位 スバル「フォレスター」 23.5点
第3位 スバル「インプレッサ」 22.9点

参考資料:国土交通省 国土交通省 対歩行者自動ブレーキの評価

最下位の第11位はホンダ「フリード/フリード+」12.5点でしたが、予防安全性能評価の総合評価では、全車種が最高ランクの「ASV++」と認定されました。

今後発売する全車種に「自動ブレーキ」搭載の義務付け検討

このような試験を踏まえ、国土交通省では、今後発売する全車へ「自動ブレーキ」搭載を義務付けることを検討をはじめました。

対物、対人感知の自動ブレーキが全車搭載になれば、今起こっている交通事故のほとんどが回避できるようになります。

そういう時代になると、自動ブレーキを搭載していない車には乗りたくないし、怖くて近寄れなくなります。

自動車保険会社も、自動ブレーキ搭載車と非搭載車に応じた保険料を検討。2018年1月より、自動ブレーキ搭載車の保険料は1割安くなると言われています。

自動ブレーキ搭載車が増えれば増えるほど非搭載車の価値は下がっていき、やがて中古市場で数万円なんてことにもなりかねません。

もし、今自動ブレーキ装置が付いてない車なら、価値のある今のうちに売ってしまったほうがいいかもしれません。

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